ドットコム長者はパイプドリーム After the collapse of hundreds of dot-coms, investors abandoned their pipe dreams of getting rich quick with e-commerce. [ZDNet Nov 7, 2001] つい先日もWebvanやらeToysといった倒産したドットコム企業のことを取り上げたが、名だたるドットコム企業の崩壊は、日常茶飯事となった。 ひと頃は、"What's your exit strategy? なんていう質問が良く飛んでいたが、exit つまり「出口」とは、立ち上げた会社をどうやって無事に出口に導くか、もっとはっきりいえばどうやって自分が利益をもって出て行くかということ。大抵は、IPOをして夢のような創業者利益を確保するか、他の大企業などに買収してもらって、売却益を得るかのどちらかだ。 こういったことは、もはやpipe dreamで、それはもう捨て去った、というのが本日の文。 pipe dream は、「幻想、夢物語、絵空事」という意味。pipeとは、アヘン(opium)のpipeで、この言葉はアヘンを吸うことによって見る幻覚から来ている。言い換えれば "a fantastic notion" とか "a vain hope"ということを意味する。 本日の文の内容は次の通り。 何百ものドットコム企業が崩壊した後、投資家たちは電子商取引で、すぐに金持ちになるという夢物語は捨て去った。 本日の文は、"Four myths of online retailing"というタイトルのZDNetの記事だが、その4つの神話については、明日触れることにしよう。 ◆本日の文の記事全文 (Nov. 10, 2001) |