私がかつて通訳のトレーニングをした頃には、アナログのカセットテープで録音をとっていたものだが、今ではPCやICレコーダーで本当に気軽に録音がとれる。その上、録音データの活用の幅も、ぐっと広がった。
PCを使ってシャドーイングをするときなどには、私は Total
Recorderというソフトを使いMP3形式で録音をとっている。Total
Recorderは、米国のシェアウェアで有償だが、非常に便利なソフトだ。これを使ってストリーミング放送や映画のDVDの音声などで録音して、iPodやMP3プレーヤーなどで、私は繰り返し聞いている。
▼ICレコーダーが手軽で便利 - 語学講座のタイマー録音も
音読の録音や再生には、ICレコーダーを利用している。どこでも気軽に録音と再生ができ、保存するにも消去するにも便利だ。
私は、三洋のICレコーダーを愛用して、はや3機目になる。三洋を使い続けている理由は、PCや携帯プレーヤーで手軽に利用できるMP3形式で録音ができるからだ。最近は他社でもMP3やWMA形式の録音のできる機種もいくつか出てきているが、以前は録音データが各社それぞれ独自形式となり、扱いづらかったのだ。
三洋のICレコーダーは進化し続け、最近の機種
SANYO デジタルボイスレコーダー「xacti」ICR-PS285RM は音楽CDと同音質のリニアPCMでも録音できる。語学学習にはこれほどの高音質は必要ないが、マイクの角度を変えたり、ケーブルなしでPCにUSB接続できたりと、ICレコーダーとしてはとても完成度が高い。携帯音楽プレーヤーとして使うことももちろん可能だ。
もっとお手軽な機種で、ラジオチューナーもついた語学学習向きの機種も三洋からでている。
SANYO
デジタルボイスレコーダー 「DIPLY TALK」 ICR-RB78M
は、 FM/AMのラジオチューナーとタイマーもついているのので、NHKの語学講座をタイマー録音しておいて、そのままポケットに入れて通勤途中に聞くなどという技も可能だ。メモリーも1GBあり、MP3形式で録音できるので容量もたっぶりだ。
ただし動作には単4電池2本が必要。
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