The West Wingは、ホワイトハウスを舞台にしたNBCのテレビドラマだ。日本では「ザ・ホワイトハウス」というタイトルで放映された。
原題の The West Wingとは、大統領の執務室などのあるホワイトハウス西棟を指す。
2008年のオバマがマケインと戦った大統領選挙は、このThe West Wingそっくりだとアメリカで大きな話題となった。マイノリティーの民主党ヒスパニック候補(オバマは黒人候補)が共和党候補に挑むというのが最後のエピソードになっている。しかも、登場人物の一人Josh
Lyman(ユダヤ系)は、今回オバマ政権の大統領首席補佐官となったRahm Emanuelがクリントン政権時代にホワイトハウス入りしていた姿がモデルとなっている。
The West Wingは、Martin Sheen演じる大統領とそのスタッフの人間模様を描いたヒューマンドラマで、フィクションながら、実際に起こりそうな事件をきめ細かく描いてゆく。
政治ドラマとしては異例なほどの人気を誇り、エミー賞も数多く受賞した。