大学生の英語学習用電子辞書として最もおすすめなのは、
セイコー SR-S9001 (2009年発売）だ。これは、以前から人気の高かったセイコーSR-S9000 の後継機種。収録コンテンツ、ハードの使いやすさが優れており、価格のバランスも良い。

英語辞書コンテンツは、電子辞書に収録される定番の大英和辞典『ジーニアス英和大辞典』 、『リーダーズ（+プラス)英和辞典』と『英和活用大辞典』ももちろん搭載。さらには、180万対訳大辞典、和英としては『新和英大辞典』も収録されているので、大学生の学習用だけではなくハイレベルな英語が必要なビジネスマンとなっても十分なコンテンツだ。

また、英英辞典としては、学習用として定評のあるオックスフォード現代英英辞典(Oxford Advanced Learner's Dictionary）や米語辞典、米語類語辞典、連語辞典(Collocations) が収録されているのも学習者には最適。

ほかにもTOEICテスト対策用のコンテンツ、人文社会の英和・和英対訳辞典、ブリタニカ国際大百科事典（小項目版）など、大学生やビジネスマンの英語学習用の電子辞書のコンテンツとして申し分ない内容が揃っている。

発音機能、ジャンプの機能などを使えば発音練習もどこでも気軽にできる。

ハードウェアは、くっきり液晶で画面表示が美しく、細かい文字も非常に見やすい。キーボードのタッチもセイコーらしくしっかりしている。

またMP3ファイルやテキストビューアーなど多彩な機能もつき、活用範囲はどんどん広がる。

実売価格が36,000円程度で、このコンテンツ内容とハードウェアは非常に優れているといえるだろう。中級以上の英語学習者には最適な英語電子辞書だ。

英語電子辞書 セイコーSR-S9000 2008年モデル おすすめ

英語電子辞書 セイコー SR-S9001　2009年モデル New!

最新機種継機種として、2009年1月20日に発売された、セイコー SR-S9001は、
英語コンテンツは、2008年モデルのSR-S9000 とほぼ同じ。機能の上でも、「テキスト−ク」と呼ぶ、テキストデータをみながらワンタッチで関連する音声データを再生させる機能が追加された程度で大きな向上は見られない。
実売価格が上記 SR-S9000よりも高いので、現時点ではSR-S9000の方がコストパフォーマンスが高いだろう。