アメリカ大統領選挙にて共和党McCainを下し当選確実となった直後の勝利宣言演説。
党派、人種などあらゆる分断要素を乗り越えてアメリカが一体となるべき、と改めて強く訴える名演説だ。
この演説でオバマは、いつも以上に平易な言葉を使って訴えかけた。ある言語学者によるとアメリカ人の中学1〜2年生の英語レベルとのこと。(
CNN,
Linguist deems Obama's speech a winner)
スピーチ終盤で繰り返される"Yes, we can."という言葉は、聴衆からも自然に連呼され、きっと実現できるという気持ちを湧き起こす。シンプルながら効果的なレトリックだ。
18分ほどの長さで、内容、声のトーンや早さ、英語レベルなど、日本人が英語を学ぶ教材としてもとても良いスピーチだ。
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