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【コラム】 英語ひとくち解説
−ちょっと雑学−
ネットの話題や時事問題で英語の勉強を
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アメリカの新聞・雑誌の記事などから題材をとり、生きた英語表現やその周辺事情を語るコラム。
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感謝祭のディナーは、doggy bagに |
Nearly three-quarters
of Thanksgiving hosts send their guests home with doggy
bag.
[CBS
Market Watch Nov 21, 2001]
◆記事全文◆
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明日は、もうThanksgiving(感謝祭)だ。Thanksgivingは、米国では毎年11月の第4木曜日と決まっている。1620年にMayflower号で北米に入植したPilgrim
Farthersが翌年、最初の収穫を祝ったことが起源となっている。
Thanksgivingといえば、turkey(七面鳥)がつきもの。多くのアメリカ人はこの日に家族で団欒しながら、roast
turkeyを食べる。
今日の文は、Thanksgivingのdinnerにかける金額が今年は多少上がったよ、というCBS Market Watchの記事。
turkeyは、小さいものでも1羽で16ポンドだから7キロ以上にもなる。なかなか1度で食べきれない。そうすると、leftovers(食べ残しの残り物)が出ることになる。
そこで登場するのがdoggy bagだ。
doggy bagとは、残り物を入れて持ち帰る袋や箱のこと。もともと犬に食べさせる言い訳で残り物を持ち帰ることに由来する。
レストランなどで、食べきれないないときに、"Can I get a doggy bag?"とでも言えば、残り物を持ち帰りようの容器に入れてくれる。
私も日本では、外食で食べきれなくても持ち帰るということはあまりしないが、アメリカではごく日常的にやる。皆そうしていることもあるし、分量が多いので食べきれないことが多いこともあるかもしれない。
「ディナーが家庭であっても外食であってもどちらでも」につづいて記事に出てくるのが本日の文。
いわく
「感謝祭ディナー主催者の4分の3近くが来客に残り物を持ち帰らす。」
Thanksgivingが終わると、街じゅうがChristmasの雰囲気で満ち溢れる。今週末はChristmas shoppingの買い物客で店はごった返すことだろう。
(Nov 21, 2001)
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