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【コラム】 英語ひとくち解説
−ちょっと雑学−
ネットの話題や時事問題で英語の勉強を
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アメリカの新聞・雑誌の記事などから題材をとり、生きた英語表現やその周辺事情を語るコラム。
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ハイテク疲れでも、WindowsXP |
Microsoft has launched
a splashy marketing blitz for Windows XP, but it is doing
so at a time of widespread tech fatigue.
[The
New York Times Oct 26, 2001] |
マイクロソフトのOS新バージョンWindows XPが、昨日ここアメリカで発売になった。私はまだ使っていないが、メディアの反応を見る限り、評判は意外に良いようだ。
fatigueは、「疲労」の意味。フランス語から英語に入った単語。widespread tech fatigueは、「大きく広がったハイテク疲れ」。
blitzは、もともとドイツ語のBlitzkrieg(Blitz 稲妻 + Krieg 戦争)というドイツ軍が自軍の攻撃を指して呼んだ言葉から来ている。「急襲」とか「電撃的攻撃」を意味する。転じて、集中的に行うキャンペーンなども指す。
この文の内容は、マイクロソフトはWindows XPの派手な大マーケティングキャンペーンを開始したが、ハイテク疲れが広がっているなかでの開始だ、ということ。
本日の文は、ニューヨークタイムズの社説から。
(Oct 27, 2001) |
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